JIRCASメールマガジン(46)

JIRCAS Mail Magazine (Japanese)

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【国際農林水産業研究センター メールマガジン 第46号】
                  (2017年5月号)
  発行:国際農林水産業研究センター(JIRCAS)
   https://www.jircas.go.jp/
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2017年5月号のJIRCAS(ジルカス)メールマガジンをお届けします。
こんにちは。メルマガ編集事務局の辰巳です。
間もなく梅雨入り、という地域が多いと思います。夏はまだ先の話ですが、寒暖の差が大きい日が続いていますので、熱中症には十分に注意してください。

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■最新のトピックス
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[研究情報]
●品種改良で気候変動を緩和
―求められる、農地からの温室効果ガス発生の画期的削減技術―
(5月31日ホームページ公表)

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、海外の国際農業研究機関や大学などと共同で、農業由来の深刻な温室効果ガスである一酸化二窒素の発生を抑制する力を持つ作物品種の育成に向け、研究を加速化させる必要があることを提言しました。

https://www.jircas.go.jp/ja/release/2017/press03?f=mg

[JIRCASの動き]
●林業領域の谷主任研究員が日本森林学会賞を受賞
(5月8日ホームページ公表)

林業領域の谷尚樹主任研究員が「平成29(2017)年日本森林学会賞」を受賞しました。本賞は、森林科学に関し画期的な業績によってとくに貴重な学術的貢献をなしたと認められる日本森林学会員に授与されるものです。

https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2017/r20170421?f=mg

●ブルキナファソから5名の研究者を招聘、各種行事に参加
(5月8日ホームページ公表)

ブルキナファソから3つのプロジェクトの共同研究機関である環境農業研究所から5名の研究者を招聘し「ブルキナファソにおける持続的農業開発を目指すINERA-JIRCAS 共同研究」と題して合同セミナーを開催しました。

https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2017/r20170424?f=mg

●第1回 食料と栄養のアフリカ・イニシアティブ(IFNA) 運営委員会に出席
(5月18日ホームページ公表)

安倍総理が昨年8月、TICAD VIで開始を宣言したIFNAの第1回運営会議が、5月17日、エチオピア国で開催され、運営委員であるJIRCASから岩永理事長らが出席しました。

https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2017/r20170518?f=mg

●フィリピンで天水稲作生産改善のための技術開発に関する共同研究を開始
(5月19日ホームページ公表)

天水稲作の収量を増大かつ安定化させるため、JIRCASはフィリピン稲研究所(PhilRice)との共同研究により、季節的な天候予測モデルと作物モデルを組み合わせた天水稲作のための意思決定システムの開発と普及に取り組みます。

https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2017/r20170519?f=mg

●第1回 食料と栄養のアフリカ・イニシアティブ(IFNA) パートナー会議に出席
(5月23日ホームページ公表)

5月18日、19日、安倍総理がTICADで開始を宣言したIFNAの第1回パートナー会議が、10ヶ国のパートナー国の代表者、FAO、WHOなど20以上の国際機関が参加してエチオピアで開催されました。

https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2017/r20170523?f=mg

●国内の研究者・栽培者及び一般向けに作成したマンゴー遺伝資源の品種特性情
報の公開
(5月25日ホームページ公表)

熱帯・島嶼研究拠点が保存しているマンゴー遺伝資源の特性調査・試験から得た知見やデータの概要を、国内の研究者や生産者、消費者の皆様に提供することを目的として「JIRCASマンゴー遺伝資源サイト」を公開しました。

https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2017/r20170525?f=mg

●情報広報室林情報管理係長が第14回(2017)情報知識学会論文賞を受賞
(5月29日ホームページ公表)

2017年5月28日に情報広報室の林賢紀情報管理係長が「第14回(2017)情報知識学会論文賞」を受賞しました。受賞対象となった論文は、Web上の情報連携技術として応用が進むLinked Open Dataの運用性の改善について、国際農林水産業研究成果情報を事例にその適用の手法を示したものです。

https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2017/r20170529?f=mg

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■今後のイベント等の予定
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6月7日(水)-9日(金) スマートコミュニティJAPAN2017「バイオマスエキスポ」
(東京ビッグサイト)に出展
http://biz.nikkan.co.jp/eve/smart/

6月25日(日)熱研一般公開(熱帯・島嶼研究拠点(沖縄県石垣市))

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■新しい技術や研究成果の紹介
【国際農林水産業研究成果情報(平成28年度)】(1回目/全9回掲載)
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●家庭用バイオガス発生装置は温室効果ガス排出削減と農家の便益を実現する

途上国の農村部に家畜の排せつ物等を原料とする家庭用バイオガス発生装置を導入することは、温室効果ガスの排出削減と農家の調理用燃料経費の節減、労働時間の短縮など農家の便益を実現する気候変動緩和策です。
https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2016_a01?f=mg

●赤外光を利用したササゲ子実タンパク質含有量の迅速評価技術

赤外光を利用してササゲ子実の粉体サンプルの窒素含有量を推定し、これをタンパク質含有量に換算することにより、育種過程で利用可能な子実タンパク質含有量を迅速に評価できます。
https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2016_b01?f=mg

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■投稿記事募集
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海外での出来事、タイムリーな現地情報など、皆様からの投稿もお待ちしております。
記事の投稿は、所属と名前(匿名もOK)、タイトルを明記の上、koho-jircas@ml.affrc.go.jp までお願いします。
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【編集発行】
 国際農林水産業研究センター(JIRCAS) 企画連携部 情報広報室 広報科
 〒305-8686 茨城県つくば市大わし1-1 電話:029-838-6707

Date of issued
Creator 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
Available Online
NII resource type vocabulary Article
Issue 46
Language jpn

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