JIRCASメールマガジン(35)

JIRCAS Mail Magazine (Japanese)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【国際農林水産業研究センター メールマガジン 第35号】
                  (2016年 6月号)
  発行:国際農林水産業研究センター(JIRCAS)
   https://www.jircas.go.jp/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

2016年6月号のJIRCAS(ジルカス)メールマガジンをお届けします。
こんにちは。メルマガ編集事務局の辰巳です。4月に情報広報室に来ました。慣れないところも多いのですが、頑張りますので宜しくお願いいたします。

つくばは梅雨入りし、ジメジメとした蒸し暑い気候が続いています。石垣島は梅雨明けし、夏本番!。6月26日の熱研一般公開も大盛況でした。ご参加いただいた石垣島の皆様、ありがとうございました。当日の様子は、後日、JIRCASのホームページでご紹介させていただきます。
--------------------------------------------------------------
■最新のトピックス
--------------------------------------------------------------
[JIRCASの動き]
●第5回G20主席農業研究者会議(G20 Meeting of Agricultural Chief Scientists, G20 MACS)への参加
(6月17日ホームページ公表)

JIRCASは、G20各国及び国際研究機関の主席農業研究者が集まり、世界における農業研究の優先事項や各国と国際研究機関の連携強化を目的としたG20主席農業研究者会議(G20 MACS)に、第1回2012年のメキシコでの開催から参加しています。
第5回となるG20主席農業研究者会議は、2016年のG20ホスト国である中国の主催で2016年5月30日(月)~31日(火)の日程で、西安で開催されました。

https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2016/r20160617?f=mg

●スマートコミュニティJAPAN2016(バイオマスエキスポ)に出展しました
(6月22日ホームページ公表)

東京ビッグサイトにて6月15日から17日まで開催された、スマートコミュニテイJAPAN2016(バイオマスエキスポ)に出展しました。

https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2016/r20160622?f=mg

●サトウキビ改良のための日本とタイの共同研究プロジェクト成果報告会
(6月27日ホームページ公表)

https://www.jircas.go.jp/ja/reports/2016/r20160627?f=mg

●国際農林水産業研究センター平成28年度特別派遣研究員の募集開始
(募集期限7月29日)

https://www.jircas.go.jp/ja/relations/recruitment

本募集は、センターが行う海外における研究活動を補強し、研究の進行を加速させると共に、我が国の今後の国際研究の発展を担う人材の育成を目的として、センターが推進するプロジェクトサイトへ大学院生、ポスドク研究者を国際農林水産業研究センター特別派遣研究員として派遣するものです。

---------------------------------------------------------------------
■新しい技術や研究成果の紹介
【国際農林水産業研究成果情報(平成27年度)】(1回目/全9回掲載)
---------------------------------------------------------------------
●西ジャワ高原野菜生産で、入手の容易な馬糞堆肥施用により減収せずに化学肥料施用を半減できる

インドネシア西ジャワ州高原地帯の火山灰土壌地域の野菜生産では、馬糞堆肥を10 t/ha施用することで、収量を維持したまま化学肥料施用量を施肥基準の半量に節減できます。
https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2015_a01?f=mg

●氾濫低湿地で高位安定収量を示すイネ品種がある

白ボルタ川上流域(ガーナ)の氾濫低湿地における天水直播水稲の収量は、河川からの距離で大きく異なり、かつ年次間変動も大きくなります。このような環境下でAmankwatia、Bodia、Sakai(いずれもガーナ在来品種)、IRBL9-W[RL] (日本-IRRI共同プロジェクト研究育成系統)は安定して相対的に高収量を示します。
https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2015_b01?f=mg

●ラオス中部の田越し灌漑水田では水不足による移植の遅れが水稲減収をもたらす

ラオス中部の中山間地農村において、田越し灌漑水田の雨季水稲の減収は、主に水不足による移植時期の遅れにより生じています。収量低下を回避するためには、早期の田面湛水を促し、7月中に移植することが望ましい。
https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2015_c01?f=mg

--------------------------------------------------------------
■編集後記
--------------------------------------------------------------
JIRCASメルマガは、ちょうど3年前の6月から開始しました。現在、500名近くの読者がいます。せっかくのJIRCASメルマガですので、JIRCASならではの話題もお送りしたいと思います。海外での出来事、タイムリーな現地情報など、内容を充実させていきたいと思います。皆様からの投稿もお待ちしております。
記事の投稿は、所属と名前(匿名もOK)、タイトルを明記の上、 koho-jircas@ml.affrc.go.jp までお願いします。
--------------------------------------------------------------
※このメールは、メールマガジン購読を希望された方及びJIRCASへお問合せ頂いた方にお送りしています。
次回以降メールマガジンの購読を希望されない方は、お手数ですが、 jircas-mg@ml.affrc.go.jp までご連絡又は配信解除をお願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■バックナンバー
 https://www.jircas.go.jp/ja/publication/jircas_mailmagazine

■配信登録 etc
 メールマガジンの配信登録・配信解除、メールアドレスの変更(SSL対応)
 https://www.jircas.go.jp/ja/public_relations/jircas_mailmagazine

【編集発行】
 国際農林水産業研究センター(JIRCAS) 企画連携部 情報広報室 広報科
 〒305-8686 茨城県つくば市大わし1-1 電話:029-838-6707

Date of issued
Creator 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
Publisher 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
Available Online
NII resource type vocabulary Article
Issue 35

Related Publication