農村開発領域の岩崎真也研究員が若手口頭発表優秀賞を受賞

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日本土壌肥料学会2023年度愛媛大会(愛媛大学)において、農村開発領域の岩崎真也研究員が、若手口頭発表優秀賞を受賞しました。

令和5年9月12~14日に開催された日本土壌肥料学会2023年度愛媛大会(愛媛大学)において、農村開発領域の岩崎真也研究員が、研究成果「中央タイのトウモロコシ圃場における耕起方法と肥培管理が土壌炭素および理化学性に与える影響」(岩崎真也・Tancharoen Somrutai・Luanmanee Suphakarn・Nobuntou Wanida・松本成夫)で、若手口頭発表優秀賞を受賞しました。

土壌炭素貯留は、大気中の二酸化炭素を土壌に隔離する、気候変動緩和策として注目されています。また、低肥沃度な土壌が広がる熱帯においては、土壌炭素貯留を進めることで土壌肥沃度が向上し、作物収量の安定と向上に寄与することから持続的農業の確立に不可欠です。

岩崎研究員は、受賞対象となった研究成果で、耕起・不耕起、化学肥料施用および有機物施用の組み合わせによる、熱帯土壌への炭素貯留効果と作物収量への影響を明らかにし、土壌炭素貯留を最大化する肥培管理法を示しました。

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