JIRCASパラグアイプロジェクトセミナー報告

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資源環境管理

JIRCASがパラグアイで実施中の二つのプロジェクト、「植林CDMを活用した低炭素型農村社会の構築手法の確立」と「クリーン開発メカニズム(CDM)を活用したプログラム型農村開発手法の確立」に係る2012年度の成果および今後の計画について、共同研究機関、関係機関との情報共有を目的としてプロジェクトセミナーを開催しました。

日時
2013年3月1日
場所
パラグアイ・カアグアス県庁ホール
主催
国際農林水産業研究センター(JIRCAS)
(交付金:気候変動対応、外部資金:農林水産省補助金地域資源利活用型農業農村開発検討調査)

セミナー概要

JIRCASがパラグアイで実施中の二つのプロジェクト、「植林CDMを活用した低炭素型農村社会の構築手法の確立」と「クリーン開発メカニズム(CDM)を活用したプログラム型農村開発手法の確立」に係る2012年度の成果および今後の計画について、共同研究機関、関係機関との情報共有を目的としてプロジェクトセミナーを開催しました。

二つのプロジェクトの主な報告内容は以下のとおりです。

  1. 「植林CDMを活用した低炭素型農村社会の構築手法の確立」では、植林CDMによる炭素クレジット取得に向けた最終段階の活動を報告しました。
  2. 「クリーン開発メカニズム(CDM)を活用したプログラム型農村開発手法の確立」では、カアグアス県を含む5県を対象に、プログラムCDMの仕組みを活用した広域的な植林計画の策定について、実施方針、2012年度の活動成果、今後の計画について発表しました。

あわせて、共同研究機関である農牧省、国立アスンシオン大学、国立カアグアス大学、および関係機関となるカアグアス県から、JIRCASとの共同研究活動や、カアグアス県の植林計画、農村開発事業の実施等について報告がありました。

セミナーには、共同研究機関、プロジェクト対象地域の集落の代表者、関係機関等、100名程度が参集し、盛況のうちに閉会しました。プロジェクト関係者及び集落代表者がプロジェクトの理解を深める良い機会となりました。

副プロジェクトリーダーによる報告

報告を聴くセミナー参加者

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