メタン生成システム及びメタン生成方法

関連プログラム
環境 高付加価値化
出願国 出願番号
(出願年月日)
登録番号
(登録年月日)
満了年月日
日本 特願2023-539092
(2022年12月23日)
第7432910号
(2024年02月08日)
2042年12月23日

概要

目的

 従来の方法では、バイオマスを酵素により糖化処理している。しかしながら、一般的な酵素は高価である。一方、酵素に代え、糖化菌を用いて糖化処理を実施することも考えられる。しかしながら、アルコールを生成する場合には、酵母などの微生物を用い、単糖をアルコール発酵の基質として用いる必要がある。そのため、糖化菌を用いる場合、バイオマスから生成された単糖が糖化菌によって分解されてしまい、アルコール発酵の基質の量
が少なくなってしまうおそれがある。そのため、糖化菌を用いて糖化液を生成した場合には、バイオマスから回収されるバイオ燃料としてのアルコールの生成量が少なくなるおそれがある。一方、メタンは、バイオ燃料の他、種々の化学合成の原料としても用いられている。
 そこで、本発明は、微生物を利用してリグノセルロースバイオマスから効率的にメタンを生成することが可能なメタン生成システム及びメタン生成方法を提供することを目的とする。

効果

 本発明によれば、微生物を利用してリグノセルロースバイオマスから効率的にメタンを生成することが可能なメタン生成システム及びメタン生成方法を提供することができる。

特許公報
特許第7432910号.pdf76.43 KB
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