石垣の資源循環を進める農業研究最前線

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熱帯島嶼環境保全

現代の農業経営において化学肥料は必要不可欠ですが、その多くは国外の限られた資源や化石燃料を用いて生産されています。近年の世界情勢を受けて肥料価格が高騰し我が国農業への影響が実感されているところです。政府は「みどりの食料システム戦略」を2021年5月に策定し、産官学と生産地域が実情に応じた連携を行い、有機資源を活用した施肥体系の確立や土作りによる化学肥料の削減に取り組むことを目指しています。石垣島は、主な農産物であるサトウキビとその製糖工程から得られる残渣など有用な有機資源を有する特色を持ち、今後さらなる活用に期待が高まっています。

そこで本セミナーでは、我が国の新たな施策を踏まえ、資源循環型農業の有効性および関連した研究の現在について紹介いたします。 さらに、石垣市-生産者-研究機関が意見交換の場を通じ、石垣島における資源循環型農業の可能性と本質的課題について議論を進め、相互のパートナーシップを醸成することを目標としています。

プログラム

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主催

国際農林水産業研究センター

共催

石垣市

開催日
2022年10月26日(水) 13:30~16:30 (13:00開場)(日本時間)
場所

石垣市民会館 中ホール(先着順150名、申込不要)
オンラインは人数制限なし、要申込

( 沖縄県石垣市浜崎町1-1-2)
プログラム
  • 13:30

    開催挨拶
    大前英

     国際農林水産業研究センター
     熱帯・島嶼研究拠点所長
    棚原長武
     石垣市農林水産商工部長
  • 13:40

    基調講演
    ①「みどりの食料システム戦略」と
     石垣島に貢献する国際農研の取組み
      林慶一 国際農林水産業研究センター
          環境プログラムディレクター
    ②資源循環型農業の有効性と必要性
      ~持続可能なフードシステムの構築に向けて~
      江口定夫  農研機構農業環境研究部門 主席研究員
    ③沖縄県における試験研究の取り組み
      ~持続可能な沖縄農業をめざして~
      玉城盛俊 沖縄県農業研究センター石垣支所長
  • 14:40

    講演
    ①石垣島の有機資源や深植え栽培を利用した
     サトウキビ生産技術の開発
      寺島義文 国際農林水産業研究センター主任研究員
    ②農地における土の中の生きものの働き
      荒井見和 国際農林水産業研究センター研究員
    ③有機質資材を活用した施肥モデル
      細川理恵 沖縄県農業研究センター主任研究員
  • 15:45

    パネルディスカッション
     
  • 16:25

    閉会挨拶
    林慶一
  • 16:30

    閉会
受付期間
- (日本時間)
申込受付
国際農研 「石垣の資源循環を進める農業研究最前線」セミナー開催事務局
住所
沖縄県石垣市真栄里川良原1091-1
電話
0980-82-6201
FAX
0980-82-0614
申込締切:
(日本時間)
Email
ishigakiseminar@ml.affrc.go.jp
備考
オンライン参加の場合のみ、フォームよりお申し込みください
参加費

無料

開催報告

セミナー「石垣の資源循環を進める農業研究最前線」Q&A

Q&Aや報告資料を掲載しています。

ポスター
問い合わせ先

国際農研 「石垣の資源循環を進める農業研究最前線」セミナー開催事務局

  • 住所
    沖縄県石垣市真栄里川良原1091-1
  • 電話
    0980-82-6201
  • FAX
    0980-82-0614
  • Email
    ishigakiseminar@ml.affrc.go.jp

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