樹液の調製方法、微生物の培養方法、有用物質の生産方法及び樹液成分の活用方法

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第4期中長期計画 » 高付加価値化
出願国 登録番号 出願年月日 登録年月日 満了年月日
日本 5825690 2013年11月21日 2015年10月23日 2033年11月21日

概要

目的

天然優良培地として認知されているオイルパーム幹より得られた樹液は、酵母を利用したエタノール発酵ではエタノールの生産が可能である。一方で、本発明者らは、オイルパーム幹より得られた樹液を原料とした培地で細菌類等の微生物を使用した発酵をするにあたり、生産不良や発酵機能低下が起こるという課題に直面した。
本発明は、オイルパーム幹より得られた樹液を原料とした微生物の培養に適した培地に好適に用いることができる樹液の調製方法を提供することを課題とする。

効果

本発明によれば、オイルパーム幹より得られた樹液を原料とした微生物の培養に適した培地に好適に用いることができる樹液の調製方法を提供することができる。
また本発明によれば、従来廃棄物としてしか扱われなかった伐採オイルパーム幹の樹皮以外の組成物を原材料とし、微生物培養に適した培地を提供できるばかりでなく、伐採オイルパーム幹に対する資源価値を高め、持続的なオイルパーム産業の確立と環境負荷の低減化が可能となる。

特許公報
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