パーム幹からの樹液採取方法

関連プログラム
第4期中長期計画 » 高付加価値化
出願国 登録番号 出願年月日 登録年月日 満了年月日
インドネシア 000035573 2009年04月15日 2014年02月20日 2029年04月15日
日本 4418871 2008年04月18日 2009年12月11日 2028年04月18日
マレーシア 154566 2009年04月01日 2015年06月30日 2029年04月01日

概要

目的

石油資源の枯渇や地球温暖化問題の軽減方策として、燃料用エタノールなど石油代替エネルギーや乳酸などバイオプラスチック原料の製造技術開発が活発に行われている。特に燃料用エタノールに関しては、自動車燃料であるガソリンの代替燃料として注目を集めており、その需要は非常に大きい。
しかし、現在、燃料用エタノールの多くはトウモロコシ澱粉やサトウキビ汁等の食用農産物から製造されている。将来の人口増に伴う食用農産物需要の増大などにより、食用途とエネルギー用途間での競合が生じることが予想されている。そのため農作物の未利用部分、即ち、農産廃棄物から燃料用エタノールなどへの変換技術を開発する。

効果

従来廃棄物としてしか扱われなかった伐採パーム幹を原材料とし、高収率、安価にエタノール及び乳酸を製造できるばかりでなく、伐採パーム幹に対する資源価値を高め、持続的なパーム幹処理を含めたパーム関連産業の確立と環境負荷の低減化が可能となる。
 

特許公報
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