ミャンマー連邦共和国(ミャンマーれんぽうきょうわこく)、通称ミャンマーは、東南アジアのインドシナ半島西部に位置する共和制国家。独立した1948年から1989年までの国名はビルマ連邦。ASEAN加盟国、通貨はチャット、人口は 5,142万人(2014年)、首都はネピドー(2006年まではヤンゴン)。 南西はベンガル湾、南はアンダマン海に面する。南東はタイ、東はラオス、北東と北は中国、北西はインド、西はバングラデシュと国境を接する。 多民族国家で、人口の6割をビルマ族が占める。他に、カレン族、カチン族、カヤー族、ラカイン族、チン族、モン族、ヤカイン族、シャン族、北東部に中国系のコーカン族などの少数民族がいる。
(DBpediaより引用)関連するJIRCASの動き
社会科学領域の平野主任研究員がGreen Asia Awardを受賞
2019年10月14日から10月18日にテジョン(韓国)で開催された第40回アジアリモートセンシング会議(Asian Conference on Remote Sensing: ACRS 2019)において、国際農研社会科学領域の平野聡主任研究員がGreen Asia Awardを受賞しました。
JIRCASとミャンマーとの間の共同研究のための研究課題の確認:農業研究における成果とチャレンジ
(独)国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、平成26年11月5日(水)、ミャンマー国の首都であるネーピードー市において、現地の農業灌漑省との共催による「JIRCASとミャンマーとの間の共同研究のための研究課題の確認:農業研究における成果とチャレンジ」と題するセミナーを開催しました。今回のセミナーは、ミャンマー国を対象とした農業研究プロジェクトの可能性を検討するため、JIRCASとミャンマー国農業灌漑省の双方で、農業研究成果の概要や優先的な研究課題について発表し、意見交換することを目的として開催されました。
関連する現地の動き
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Pick Up
13. 熱帯・島嶼拠点@石垣島における熱帯果樹研究
近年、世界的にも観光地として注目を浴びている石垣島は、地理的には沖縄本島よりも台湾に近く、気候的には亜熱帯地域に属します。国際農研は、日本の農業研究機関では唯一熱帯作物の栽培環境での実証研究が可能な石垣島に研究拠点を持ち、国内外の農業に貢献するために大きな使命を担っています。その一環として、開発途上国と日本の双方における熱帯果樹生産の促進に貢献することを目的とし、マンゴーとパッションフルーツの研究を行っています。これらフルーツはビタミンなどの栄養素に富み、また商品価値も高く、優れた品種育成につながる研究は、国内外の消費者・生産者双方の利益になると期待されます。
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出張者
農学知的支援ネットワーク(JISNAS)とワーゲニンゲン大学研究センターによるジョイントセミナー・ワークショップで講演
2018-02-14 ミャンマーのイエジン大学で開催された、農学知的支援ネットワーク(JISNAS)とワーゲニンゲン大学研究センターによるジョイントセミナー・ワークショップにおいて、サトウキビ白葉病の総合的病害虫管理体系開発に関する研究についての講演を行いました。
刊行物
熱帯農業地域における国別研究問題とその背景 : 第1部
大野芳和, 石原修二, 牛膓英夫, 尾和尚人, 濱村邦夫, 池田俊彌, 宮重俊一, 国際農林水産業研究センター研究資料3 1107
researchdoc3-_1-107.pdf21.3 MB

総合討論 (熱帯における水稲2期作化に伴う病害虫対策に関する研究(平成2年度熱帯農業試験研究推進会議研究推進部会))
, 熱帯農研集報73 128131
Genetic diversity and landrace differentiation of Mungbean, VIGNA RADIATA (L.) Wilczek, and evaluation of its wild relatives (The subgenus CERATOTROPIS) as breeding materials
Norihiko Tomooka, Technical bulletin of the Tropical Agriculture Research Center28 169
techtarc28-_1-69.pdf14.05 MB

酸性硫酸塩土壌の分布と特性 (第8回熱帯農業専門分野別研究会--パラ酸性硫酸塩土壌の利用)
井上 隆弘, 熱帯農研集報57 29

熱帯樹種の育苗と特性 (熱帯地域における育林技術に関する研究--熱帯林における更新技術の開発) -- (主要樹種の開花と種子)
森 徳典, 熱帯農研集報43 137162
関連するイベント・シンポジウム
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場所
ミャンマー・ネピドー連邦区イエジン
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JIRCASプロジェクト研究「熱帯域の生態系と調和した水産資源の持続的利用技術の開発」に関する年次会合
場所ミャンマー・ミエック
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ミャンマー沿岸における持続的環境調和型養殖技術開発プロジェクト共同研究機関会議
場所ミャンマー,ヤンゴン
出張報告書
報告書番号 | 出張年月 | 国名 | 出張目的 | 関連プログラム |
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H31-0524 | 2020年03月 - 2020年03月 | ミャンマー, ガーナ | 気候変動対応プロ並びにアフリカ食料プロに係る現地調査研究及び打合せ | 資源・環境管理, 農産物安定生産 |
H31-0427 | 2020年01月 - 2020年01月 | ミャンマー | 気候変動対応プロに係る現地調査研究及び打合せ | 資源・環境管理 |
H31-0526 | 2020年03月 - 2020年03月 | ミャンマー | サマーライス期普通期における水利用観測 | 資源・環境管理 |
H31-0459 | 2020年02月 - 2020年02月 | ミャンマー | ツマジロクサヨトウのミャンマーにおける拡散と防除技術開発に関する情報収集 | 情報収集分析 |
H31-0458 | 2020年02月 - 2020年03月 | タイ, ミャンマー | 1.サトウキビ白葉病に対する総合防除体系を確立するための調査研究、2.ツマジロクサヨトウのアジアにおける拡散と防除技術開発に関する情報収集 | 農産物安定生産 |
研究成果情報
- アセアン国別食料需給モデル作成・運用マニュアルによる成果の普及(2016)
アセアン加盟各国を対象として食料生産・消費の中期予測を行うための非均衡モデルを作成・運用するためのマニュアルを作成し広く公表する。マニュアルは、モデルの作成法を基礎的な計量経済学の概念と共に示し、モデルの理解・作成・運用に寄与する。
- ミャンマーの主要作物の生産・貿易情報(2014)
地図及びグラフにより、ミャンマーの主要作物の生産及び貿易関係統計データを示す。作付面積や単収、貿易量・額などの基礎データと共に、これらを基に推計した土地利用率や単収変化の生産量変化への寄与率、自給率、輸出率などを網羅的に示す。
- ミャンマーの在来イネ品種に由来する新規いもち病抵抗性遺伝子(2013)
ミャンマー由来の在来イネ品種Haoruのいもち病抵抗性には、3つの抵抗性遺伝子が関与する。このうち二つは、標準判別いもち病菌菌系に対する抵抗性反応が既知のものとは異なり新規のものであり、第12染色体の遺伝子名はPi58(t)、第6染色体のものはPi59(t)である。
- アジア開発途上地域の農業技術開発目標の重要度(2006)
アジア開発途上地域の農業研究者、普及職員及び農家の間には、農業技術の開発目標の重要度や、技術開発目標の達成により期待される効果の認識に差がある。特に農業経営・技術普及に関する研究については、貧困解消への寄与が農家から期待されており、この分野の研究成果を農業技術政策へ反映させる努力が、研究開発への信頼醸成のために重要である。