イスラム開発銀行の農業グローバルプラクティスマネージャーらが国際農研を訪問

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令和元年8月29日、イスラム開発銀行の農業グローバルプラクティスマネージャーであるNur Abdi博士らが国際農研をご訪問されました。

令和元年8月29日(木)、第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に合わせて来日されているイスラム開発銀行の農業グローバルプラクティスマネージャー、Nur Abdi博士が、JICAの国際協力専門員である平岡氏とともに国際農研をご訪問されました。イスラム開発銀行は、サウジアラビアのジッダに本部を置く国際金融機関であり、イスラム諸国と非イスラム国のイスラム社会における経済発展のため金融支援を行っています。

双方からの挨拶の後、小山理事より国際農研の紹介が行われ、続いて中島プログラムディレクターから、国際農研が実施しているアフリカにおけるコメ増産に向けたイネ研究と、それらのアフリカ稲作振興のための共同体(CARD)に対する貢献について紹介されました。Nur Abdi博士からは、イスラム開発銀行が実施しているセネガル、ガンビア、ニジェール、ギニア、シェラレオネなどの国々に対するコメ増産支援プログラムについてご説明を戴きました。国際農研は、イスラム開発銀行から支援を受けているセネガルやギニアの国立農業研究機関や、国際農業研究機関であるアフリカ稲センターと、コメ増産に向けた共同研究を実施していることから、今後の協力の可能性について意見交換を行いました。

意見交換

右側奥がNur Abdi博士

ご訪問ありがとうございました

中央がNur Abdi博士

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