2017年度 JIRCASの動き
サハラ砂漠南縁の国ブルキナファソで国産肥料開発と普及に取り組む:SATREPSプロジェクトキックオフ(6月12日)
JIRCASは、ブルキナファソ環境農業研究所(INERA)を共同研究機関として、ブルキナファソに産出する低品位リン鉱石を肥料化する技術を開発し、その肥料の普及可能性を評価する研究「ブルキナファソ産リン鉱石を用いた施肥栽培促進モデル構築」を開始しました。
コンデ・ギニア共和国大統領ご一行がJIRCASを視察
平成29年6月19日、訪日中のギニア共和国大統領アルファ・コンデ博士閣下(Honorable Président , Professeur Alpha Condé)が、JIRCASをご視察になりました。
前野浩太郎研究員が海外で農業問題に取り組む研究者の様子を描いた新書を出版
当研究所の前野浩太郎研究員が『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)を出版しました。この本は、アフリカで被害をもたらすサバクトビバッタのことだけでなく、現地の食事や風習など、異国で活動する研究者の取り組みをまとめた一般書となっています。
情報広報室林情報管理係長が第14回(2017)情報知識学会論文賞を受賞
2017年5月28日に情報広報室の林賢紀情報管理係長が「第14回(2017)情報知識学会論文賞」を受賞しました。受賞対象となった論文は、Web上の情報連携技術として応用が進むLinked Open Dataの運用性の改善について、国際農林水産業研究成果情報を事例にその適用の手法を示したものです。
国内の研究者・栽培者及び一般向けに作成したマンゴー遺伝資源の品種特性情報の公開
熱帯・島嶼研究拠点が保存しているマンゴー遺伝資源の特性調査・試験から得た知見やデータの概要を、国内の研究者や生産者、消費者の皆様に提供することを目的として「JIRCASマンゴー遺伝資源サイト」を公開しました。
第1回 食料と栄養のアフリカ・イニシアティブ(IFNA) パートナー会議に出席
5月18日、19日、安倍総理がTICADで開始を宣言したIFNAの第1回パートナー会議が、10ヶ国のパートナー国の代表者、FAO、WHOなど20以上の国際機関が参加してエチオピアで開催されました。
フィリピンで天水稲作生産改善のための技術開発に関する共同研究を開始
天水稲作の収量を増大かつ安定化させるため、JIRCASはフィリピン稲研究所(PhilRice)との共同研究により、季節的な天候予測モデルと作物モデルを組み合わせた天水稲作のための意思決定システムの開発と普及に取り組みます。
第1回 食料と栄養のアフリカ・イニシアティブ(IFNA) 運営委員会に出席
安倍総理が昨年8月、TICAD VIで開始を宣言したIFNAの第1回運営会議が、5月17日、エチオピア国で開催され、運営委員であるJIRCASから岩永理事長らが出席しました。
ブルキナファソから5名の研究者を招聘、各種行事に参加
ブルキナファソから3つのプロジェクトの共同研究機関である環境農業研究所から5名の研究者を招聘し「ブルキナファソにおける持続的農業開発を目指すINERA-JIRCAS 共同研究」と題して合同セミナーを開催しました。
林業領域の谷主任研究員が日本森林学会賞を受賞
林業領域の谷尚樹主任研究員が「平成29(2017)年日本森林学会賞」を受賞しました。本賞は、森林科学に関し画期的な業績によってとくに貴重な学術的貢献をなしたと認められる日本森林学会員に授与されるものです。
JIRCAS塩害調査ワークショップ(Workshop of JIRCAS Research on Measures against Salinization)の開催
「浅層暗渠による塩害対策技術マニュアル」をテーマとしたワークショップ(Workshop of JIRCAS Research on Measures against Salinization)をタシケント市(ウズベキスタン)で平成29年3月12日に開催しました。
JIRCASの藤田泰成主任研究員、圓山恭之進主任研究員にクラリベイト・アナリティクス社の高被引用論文著者の証書が3年連続で授与されました
JIRCASの藤田泰成主任研究員、圓山恭之進主任研究員にクラリベイト・アナリティクス社の高被引用論文著者の証書が3年連続で授与されました。
JIRCASは「植物・動物学」分野で国内第6位-米国クラリベイト・アナリティクス社の高被引用論文数集計による日本の研究機関ランキング-
米国クラリベイト・アナリティクス社集計によるインパクトの高い論文数ランキングの、「植物・動物学」分野でJIRCASの高被引用論文数が国内第6位になりました。