第13回JIRCASサイエンスカフェ「バッタを倒しにアフリカへ」開催報告

関連プログラム
農産物安定生産

第13回サイエンスカフェでは、生産環境・畜産領域の前野浩太郎研究員より、サハラ砂漠で生きる生物の生態について、バッタを例に解説しました。さらに、農作物を食い荒らすアフリカのサバクトビバッタと闘う人々の活動について紹介しました。

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、最近のセンターの活動や研究者の取り組み状況について情報発信するため、JIRCASサイエンスカフェを開催しています。第13回は、2018年3月4日(日)に東京のBlue Baobab Africaにて開催しました。

JIRCASでは「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」という研究プログラムを推進しています。今回のサイエンスカフェでは、生産環境・畜産領域の前野浩太郎研究員より、バッタを例にアフリカのサハラ砂漠で生きる生物の生態について解説したほか、農作物を食い荒らすサバクトビバッタと闘う人々の活動について紹介しました。

後半のディスカッションでは「バッタ以外に害となる昆虫はアフリカにはいるのか」「大量発生したバッタの群れはどのような終焉を迎えるのか」「バッタは食料にはならないのか」などの質疑があるなど、参加された皆様との活発な意見交換によりとても有意義な時間となりました。

今後のサイエンスカフェにもご期待ください。

発表する前野研究員

会場のBlue Baobab Africa

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