農村開発領域の池浦主任研究員が国際水田・水環境工学会(PAWEES)の論文賞を受賞

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JIRCAS農村開発領域の池浦 弘主任研究員が国際水田・水環境工学会(International Society of Paddy and Water Environment Engineering:PAWEES)の論文賞「Best Paper Award “SAWADA Prize”」を受賞しました。

JIRCAS農村開発領域の池浦 弘主任研究員らの論文「Factors affecting differences in the rainy season rice yield in a lowland area of a mountainous village in Lao PDR」(Paddy and Water Environment (PWE) 14: 343-353, DOI 10.1007/s10333-015-0504-0)に対し、国際水田・水環境工学会(International Society of Paddy and Water Environment Engineering:PAWEES)から2017年“SAWADA Prize”が贈られました。同賞は、2016年にPWE誌に掲載された論文47報の中から優秀と認められた“Best Paper Award”受賞論文3報のうち、最も高い評価を得た論文に贈られるものです。池浦主任研究員は、ラオス・ビエンチャン北西部の中山間農村における雨季の水稲の収量と影響要因について研究し、受賞の対象となった論文では雨季の初めの水不足による水稲の移植の遅れが水田域末端部の圃場の収量低下に関わっていることを報告しました。

論文賞は2017年11月9日に台湾・台中市で開催された2017年PAWEES大会において授与されました。

写真1 PAWEES学会長 Jin Soon Kim教授(左)からの論文賞の授与

写真2 授与された賞状(右)と記念額(左)

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