生産環境・畜産領域の前野浩太郎研究員が第16回日本農学進歩賞を受賞
JIRCAS生産環境・畜産領域の前野浩太郎研究員が第16回日本農学進歩賞を受賞しました。業績名は「アフリカで大発生するサバクトビバッタの生理・生態学的研究」です。同賞は農学の進歩に顕著な貢献をした若手研究者に対して、公益財団法人農学会が表彰するものです。
前野研究員は、これまでアフリカで深刻な農業被害を引き起こすサバクトビバッタの研究を続けてきました。とくに、バッタがどのように大発生するのか、そのメカニズムの生理・生態学的特性の解明に従事してきました。現在、得られた生態学的情報を応用した環境低負荷型である新規防除技術の確立を目指しており、期待される成果は、アフリカの食料問題の解決に大きく貢献し得るものとして、高く評価されました。
表彰式は平成２９年１１月２４日（金）午後に東京大学農学部弥生講堂で執り行われました。前野研究員の益々の活躍が期待されます。
日本農学進歩賞 授賞式
