ダイズ第3番染色体に座上する耐塩性を制御するqNacl3とその利用法
出願国 | 出願番号 (出願年月日) |
登録番号 (登録年月日) |
満了年月日 |
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日本 | 特願2014-027979 (2014年02月17日) |
第5652799号 (2014年11月28日) |
2034年02月17日 |
概要
目的
ダイズ耐塩性遺伝子 qNaCl3、およびその遺伝子がコードするタンパク質を提供する。更に本発明は、耐塩性植物の作出等、この遺伝子の利用技術も提供する。
効果
ダイズに由来する qNaCl3 遺伝子がダイズの耐塩性の原因遺伝子であることを見出し、 qNaCl3 遺伝子を塩感受型のダイズ品種で過剰に発現させることにより、ダイズの耐塩性が向上し、既存の耐塩性ダイズ品種よりも高い耐塩品種の開発が期待できることを見出した。また、単離した qNaCl3 遺伝子のDNA情報に基づいて耐塩性のDNAマーカーを開発し、それを耐塩性ダイズの育種のDNA マーカーとして利用することもできる。さらに、この遺伝子およびその類似遺伝子を利用することにより、ダイズのみならず他のマメ類作物や穀類作物において、耐塩性を向上した形質転換体を作出し、増収につながる品種開発が可能となる。
- 特許公報
- 特許第5652799号3.5 MB
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