第39回熱研市民公開講座(9月27日)の開催案内
(台風17号の接近により開催を延期いたしました。延期日程については再度お知らせいたします。)
沖縄県石垣市に所在する熱帯・島嶼研究拠点(熱研)では、世界の熱帯・亜熱帯等の開発途上地域において農業の持続性や農産物の安定生産等に寄与する研究を行っています。熱研の研究活動の一端を分かり易く市民のみなさまに紹介し、研究活動を理解していただくとともに研究情報が市民のみなさまの生活の一助になることを期待し、熱研市民公開講座を開催しています。
2007年5月に初めて開催した熱研市民公開講座も、今回で39回目となりました。今回の「サトウキビの糖蓄積と品種の特性」では、サトウキビの糖蓄積のしくみ、海外や日本のサトウキビ生産地の栽培・環境条件の特徴、および石垣での糖蓄積の特徴と主要品種の特性などについて市民のみなさまに紹介いたします。石垣島における2015/2016年製糖期は、サトウキビの糖度が過去に例のない低さとなり、サトウキビ生産者や製糖工場に減収をもたらしました。サトウキビの糖度は栽培・環境条件と品種の生物学的な特性によって決まります。沖縄の基幹作物であるサトウキビの低糖度問題を緩和しサトウキビ生産を安定させるため、講演内容が参考情報として少しでも市民のみなさまのために役立つことを期待しています。ご来場をお待ちしています。
国際農研 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)
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電話0980-88-6201
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