第38回熱研市民公開講座(2月25日)の開催案内

沖縄県石垣市に所在する熱帯・島嶼研究拠点(熱研)では、世界の熱帯・亜熱帯等の開発途上地域において農業の持続性や農産物の安定生産等に寄与する研究を行っています。熱研の研究活動の一端を分かり易く市民のみなさまに紹介し、研究活動を理解していただくとともに研究情報が市民のみなさまの生活の一助になることを期待し、熱研市民公開講座を開催しています。 2007年5月に初めて開催した熱研市民公開講座も、今回で38回目となりました。今回の「タイにおけるサトウキビ生産の現状と多用途利用に向けた取り組み」では、タイにおけるサトウキビ生産の現状や問題点とその解決のための研究、多用途利用などについて市民のみなさまに紹介いたします。サトウキビ生産の拡大しているタイは、世界第4位の砂糖生産国であり、世界第2位の砂糖輸出国です。また、日本は総輸入砂糖の約6割をタイから輸入しています。変革期にあるタイの製糖産業の様子は、サトウキビが基幹作物である沖縄にとって、示唆に富む参考情報になると思われます。 これを機会に、熱研の発信する研究情報などが市民のみなさまのために役立つことを希望いたします。ご来場をお待ちしています。

第38回 熱研市民公開講座
開催日
2016年2月25日(木)
講演内容

タイにおけるサトウキビ生産の現状と多用途利用に向けた取り組み

講演者・発表者 : 安藤 象太郎 ( 国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点 総合防除プロジェクト )

◦東北タイにおけるサトウキビ生産の現状 ◦多用途型サトウキビの開発と利用 ◦サトウキビ白葉病とその防除技術開発 ◦バイオエタノールとバガス発電

場所

石垣市健康福祉センター2階 視聴覚室 (石垣市字登野城1357-1)

受付期間
開催報告

第38回熱研市民公開講座「タイにおけるサトウキビ生産の現状と多用途利用に向けた取り組み」(2月25日)の開催報告

ポスター
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