平成27年度第3回帰国報告会

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第3回 帰国報告会
開催日
講演内容

ラオスにおける有用郷土樹種育成林業振興に向けた研究課題の検討

講演者・発表者 : 野田 巌  ( 国際農林水産業研究センター 林業領域 )

世界の熱帯樹種の中でも高価値な有用樹種で比較的成長も早いチーク(Tectona grandis)は、インドシナ半島ではタイを中心にミャンマー、ラオスにかけて自然分 布する。我々はタイ王室森林局と共同で農家のチーク林経営振興のためのプロジェ クトを通じて植栽土壌適地図等の成果を得ている。隣国ラオスはいまだ比較的多く の森林が残存するが、開発圧力が迫りつつあり持続的育成林業の普及・定着が国家 的に急務とされている。タイとは社会経済面だけでなく山地地形が異なる中で、タ イで得られた我々の技術・知見を活かしながらラオスでチーク等の在来資源を生か した育成林業振興のための研究構想について、現地調査ならびに意見交換を行って きたので報告する。

場所

国際農林水産業研究センター研究本館 (2階 国際会議室)

受付期間
申込受付
国際農林水産業研究センター 企画調整部研究支援室連絡調整科
参加費

無料

問い合わせ先

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