1.SATREPSマダガスカルプロの第3回JCC開催、2.耕地環境プロでの乾期作データの収集と雨季作試験の開始

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H31-0116 2019年07月 - 2019年07月 マダガスカル, ガーナ

成果の概要

1. プロジェクトの進捗と計画について合意するために、第3回JCC(合同調整会議)を開催した。マダガスカル農業畜産水産省の農業総局長議長のもと、PDM(Project Design Matrix)及びPO(Plan of Operation)に沿ってプロジェクトが順調に進捗していること、3年次の活動に必要な予算を双方が確保していることを確認した。また、プロジェクト成果を普及するための基盤形成において、マダガスカル農業畜産水産省が継続して主体的な役割を果たすことを合意した。同会議において、プロジェクトの概要とこれまでの活動成果について、マダガスカルのメディアを通して広く発信した。
2. ガーナ国北部州の2つの灌漑圃場で実施する水条件、施肥処理及び品種の違いが、群落温度の変化を介してイネの高温ストレス障害と生育収量に及ぼす効果を明らかにするための栽培試験について、乾期作の収量及び圃場環境計測のデータを回収し、雨季作試験の準備を進めた。乾期作のデータから、昨年度に種子の導入と種子増殖を行った。早朝開花性系統(IR64-qEMF3)が親系統のIR64に比べて、開花時間が早く、収量も高い傾向にあることが確認された。

マダガスカル
ガーナ

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