JIRCAS-NAFRI-NUOL共同研究年次会合への参加及び現地圃場での陸稲品種評価試験の実施

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H31-0057 2019年05月 - 2019年06月 ラオス

成果の概要

推奨陸稲品種の選定を目的として、ルアンパパン県の標高が異なる農家圃場3地点(600m ~1050m)において、計18系統(黒米3系統を含む)を用いた農民参加型試験を開始した。また、ラオス畑地農業研究センター(UARC、ルアンパパン県)及び稲研究センター(RRC)において、ドローンを活用した品種評価手法の開発を目的として、計48系統を用いた陸稲試験を開始した。また、南部サワナケート県のクッケー村では、上位水田(水量の比較的少ない水田)に適用可能な陸稲品種の同定を目的として、農家圃場3地点において在来陸稲品種(計16系統)の栽培試験を開始した。また、黒米の機能性評価、特に機能性成分の環境応答評価を目的として、上記の各試験圃場において、栽培試験を開始した。さらに、国際農研がこれまでに収集した黒米77系統に加えて、ラオスのジーンバンクに保有されている黒米342系統の種子増殖を開始した。また、6月5日にビエンチャン県で行われたJIRCAS-NAFRI-NUOL共同研究年次会合へ参加した。

ラオス

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