成果の概要

気候変動対応プロの実施課題Ⅱ-3aの研究推進のためにミャンマーに出張し、プロジェクトサイトであるイエジン灌漑地区において自記水位計の維持管理、サマーライス期収穫期における水利用実態調査を行うとともに、農業畜産灌漑省関係部局との研究推進等に関する意見交換を行った。具体的には、自記水位計からの観測データの回収と破損した水位計の補修、水管理に従事する職員への水管理に関する現状と課題の聞き取り調査、サマーライス収穫期における圃場の状況と用水配分調査を行った。研究推進に関する意見交換に関しては、灌漑水利管理局のカウンターパートに調査計画及び検討結果を説明して今後の研究方針について打合せを行った。また、3月12日に開催した合同進捗報告会について関係者と意見交換を行った。