1.SATREPSマダガスカルプロの第3回TCC開催及び圃場試験の設置 2.耕地環境プロでの雨期作データの収集

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0317 2018年11月 - 2018年12月 マダガスカル, ガーナ

成果の概要

1. マダガスカル国アンタナナリボで第3回TCC(Technical Coordination Committee)を開催した。課題1~4の参画研究者により計16演題が発表され、これまでのプロジェクトの進捗と計画を確認するとともに、プロジェクト外部の関係者とも今後の方向性と連携について意見交換ができた。また、課題3「養分利用効率に優れた施肥技術の開発」に関して、初期成育が収量に及ぼす効果を明らかにするために、移植日、リン施肥及び栽植密度を組み合わせた現地栽培試験を開始した。
2. ガーナ国北部州の2つの灌漑圃場で実施する、「水条件、施肥処理及び品種の違いが、群落温度の変化を介してイネの高温ストレス障害と生育収量に及ぼす効果を明らかにするための栽培試験」について、3年目の雨期作の収量及び圃場環境計測のデータを取得した。また、次の乾季作試験に展開するために国際稲研究所(IRRI)から導入したIR64を背景とした早朝開花性準同質系統EMF-NILの種子増殖を行った。

マダガスカル
ガーナ

関連するページ