成果の概要
前回のタンザニア出張時の9月28日に実証調査対象地域内にあるキリマンジャロ農業訓練センター(KATC)にて圃場に移植したイネを調査するとともに、実証試験の対象候補地区他の農家圃場を訪問し、耕盤層の深さについて調査を行った。KATC内の圃場で栽培中の植物は、予定どおりの生育ステージである幼穂分化期を迎えていた。また、アッパーマボギニ地区の農家圃場の調査では、地下水位の高い圃場で耕盤層と思われるものが検出されなかった一方で、大型機械による作業が可能な圃場では耕盤層が浅いところで検出された。