SATREPSマダガスカルプロ課題2「養分の吸収利用に優れた育種素材開発」に関する成果の国際学会での発表
成果の概要
SATREPSマダガスカルで出張者が担当する「養分の吸収利用に優れた育種素材開発」課題では、イネにおけるリン欠乏耐性に関するQTL解析と、低リン耐性有望系統の選抜によりイネ育種素材の開発を達成目標とする。本出張では、マダガスカルで得られたデータを用いたQTL解析の成果や、今までの育種素材材料育成について学会発表を行った。ベルギーKatholieke Universiteit Leuven (KUL) JM-MW Auditoriumで開催された“Phosphorus in Soils and Plants (PSP6)”国際会議に参加し、 9月11日に「Rice improvement for tolerance to phosphorous deficiency using a QTL analysis and chromosomal segment substitution lines」 のタイトルでポスター発表を行った。また、学会参加者と低リン耐性メカニズム及びリン吸収メカニズムについて意見交換を行った。
ベルギー