地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
モーリタニア国において、モーリタニア国立サバクトビバッタ防除センターと共同でサバクトビバッタの生態解明のための野外調査を実地した。本年は低密度時に発生する孤独相を調査し、1)形態、2)交尾行動に関する情報を得た。また、採集個体を用いて半野外飼育実験し、3)産卵能力の群生相化、4)飛翔筋の発達に関する情報を得た。これらの結果は、大発生のメカニズムを理解するために必要となる群生相化メカニズムを説明する重要な知見となる。