ミャンマーにおける環境調和型養殖技術開発に関わる現場調査並びに打合せ及びフィリピンにおける複合養殖技術実証試験の進捗管理

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0162 2018年08月 - 2018年08月 ミャンマー, フィリピン

成果の概要

ミャンマーを対象として実施されているC5熱帯水産資源プロの課題「環境調和型養殖技術開発」に関し、首都大学東京への委託研究「ミャンマーにおけるカキ養殖適地選定のための河川数値シミュレーションモデルの構築」の河川調査について、概ね計画通り順調に実施されていることを確認した。また、モデル開発のために必要となるデータに関し、既存データの利用可能性や独自に収集すべきデータ等、今後の調査の効率的実施と役割分担・連携について整理した。6月に開始したデータロガーによるカキ生息環境の連続モニタリングが順調に継続されていることを確認するとともに、カキ養殖の社会経済的ポテンシャルの調査の基礎情報の収集が完了したことを確認した。
フィリピンをプロジェクトサイトとして実施しているC5熱帯水産資源プロの課題「複数種の組み合わせによる持続的かつ効率的な養殖技術の実証」に関し、本年5月に開始した通算6回目となる多栄養段階複合養殖(IMTA)の現場実証試験に関し、カウンターパートの東南アジア漁業開発センター・養殖部局(SEAFDEC/AQD)の担当スタッフとともに現場に赴いて各生物の成育の状況を確認するとともに、今後の方針について打合せを行った。

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