小麦イニシアティブ研究理事会等への参加のため

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H29-0009 2017年04月 - 2017年04月 オーストリア

成果の概要

第13回国際コムギ遺伝学シンポジウムに会わせて開催された小麦イニシアティブ(WI)研究理事会(4月26日開催)において、WIの活動の現状の総括および今後の運営方針についての議論を行った。現状については、パリ事務局のメンバー交代について報告があり、新しいプログラムマネージャーが紹介された。次に、現在作成中のWheat Vivo databaseについてデモンストレーションが行われた。また、作業部会(EWG)で進められている活動について、その現状や今回のシンポジウムにあわせて行われたミーティング内容の紹介があり、議論が進められた。今後の運営に関わる事項としては、フランスによる5年間のサポートが切れたあと、どういう形で事務局運営を維持するかが現下の最大の問題であったが、理事会開催前の4月22日にドイツがフランスに代わってWI事務局のホスト国となることがドイツ政府内で内諾されたことが報告された。今後、正式な手続きを経て、今年後半には、ベルリンにWI事務局が移転する見込みである。その他、今後の検討事項として、若手・女性研究者へのサポート、EWGトレーニングコース、次回から統合されるコムギ関連国際学会(現在はIWGSとIWC)についての議論を行った。

オーストリア

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