ワークショップ”Forage for Africa - workshop on the challenges of pasture-based agriculture”への参加および耕畜連携事例、気象・土壌、作物・飼料生産に関する現状把握と圃場試験計画の打合せ
成果の概要
ナイロビ(ケニア)で行われたワークショップ“Challenges of Pasture-based Agriculture in sub-Saharan Africa”に出席し、アフリカ各国の共通な問題として、乾季における飼料不足や耕と畜の間の競合があることを再認識した。また、耕畜連携事例に関して、World Agroforest Center(ICRAF)で飼料木は乾季の飼料として有効であること、国際家畜センターBiosciences eastern and central Africa (ILRI-BecA)でブラキアリアの環境適応性を利用した飼料としての重要性について情報を収集した。また、モザンビーク国立農業研究所(IIAM)南部地域研究センターの試験場を訪問して、現在行われている試験内容とターゲットとする作物種に関する情報を得て、次の作季における試験計画立案の参考とした。イネ、ササゲ、サツマイモ、各種野菜が潅漑試験、間作試験、品種比較試験の形で行われており、それらを耕畜連携の要素とすることを検討した。
ケニア
モザンビーク